東京港野鳥公園
東京港野鳥公園
大田市場に隣接し、運河の向こうは羽田空港という位置にあるこの公園は、京浜島とともに飛行機の観察が楽しめる場所です。
ちょうど千葉方向から飛来した飛行機は滑走路に入るため急旋回してこの公園のすぐそばを通過します。
いろいろな機種の旅客機が数分おきに通過していきました。
この公園には3カ所の観察小屋があります。野鳥たちを驚かさないよう木の囲いがあり、そこから望遠鏡で観察します。
観察小屋には写真が掲示され、ここに来る鳥たちが紹介されています。でも、カモの一種だと言うことはわかっても何というカモなのか同定するのはなかなか難しいです。
アオサギが飛来しました。つがいなのか2羽います。優雅に飛ぶ姿を眺めるのもいいものです。飛んでいる姿を写真に撮るのは難しいので、降りたところをねらいました。
大形の鳥です。ちょっとすまして愛嬌のある顔です。干潟を歩きながら餌をついばんでいます。小さな単眼鏡をデジカメの前に置いて撮影しました。不安定なのですがどうにかこの写真が撮れました。
ビジターセンターの地階から干潟に出ることができます。「潟潟ウォーク」と名付けられ、木道のような通路が設けられています。干潟の中にはいろいろな生き物がいるようですが、今日はたくさんのカニを見ることができました。穴から出て一斉にハサミを振っています。皆同じようなリズムなので思わず笑ってしまいます。
カイツブリの巣がありました。
卵を抱いていて、そのうちの一つは雛がかえったようです。草の陰で見えにくいのですが、しっかり首を伸ばして巣の中に座っている姿は感動ものでした。
水の中の杭にはいろいろな鳥が休んでいます。
何という鳥なのか調べることはできませんでしたが、種類の異なる鳥たちが、ごく自然に杭の上に一羽ずつ並んでいました。
デジスコの真似をして、スコープにデジカメを固定し撮影しましたが、ピントが合いませんでした。
カメラを構えている人がたくさんいました。皆さんすごい装備で鳥たちをねらっています。
画質を上げるにはカメラとスコープの固定をしっかりすることと、レリーズを使ってシャッターを押すときのぶれを抑えることが課題のようです。

平成19年5月初旬